素直に助けを借りる主人公の暢子と、一人で頑張ろうとする主人公の姉の良子。今朝の朝ドラ「ちむどんどん」は、姉妹の対照的な姿が描かれてたなと思いました。

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カウンセリングサービスの前田薫です。

この部分のあらすじだけ簡単に書きますね。主人公の暢子は、幼なじみの和彦に片思いしている自分の気持ちに気付きます。初めて男性を好きになる暢子。ですが、和彦には愛という恋人がいる。だから諦めると愛に正直に打ち明けます。友達でもある愛に嘘をつきたくなかったからと。その後、明日の料理の仕込みを一人でやろうとする暢子を愛は手伝おうとします。「じゃあ、お言葉に甘えて。」と受け取る暢子。

その暢子とは対照的に、姉の良子は地元沖縄の小学校で、同僚が差し伸べる言葉に「自分でやります」と答えました。

もしも暢子が良子だったら、手伝おうとする友達の好意を素直に受け取っただろうか?「これは私の仕事だから」と断るだろうか。もしくは「“片思いの男性の彼女”にこんなことを頼んだら申し訳ない」と思うのかな。

姉の良子は、ひとりで頑張るタイプだと思います。ただ、自分に厳しい度合いだけ、他人にも厳しいように感じます。

良子は学校の先生。ある男の子が不登校になりました。その理由は、落とした消しゴムを拾おうとした時にやる気がないと頭ごなしに良子に叱られ、自分の言いたいことを諦めてしまったことが理由。そのことを同僚の教師から聞き、その後児童と保護者に会い、男の子は再び登校するようになったのですが、良子と口を利こうとしません。

何とかしたいと思う良子に、同僚の教師が手を差し伸べようとしますが、自分でやると断ります。そしてその男の子に話しかけようとします。が、「あなたのためを思っての行動なの。逃げちゃダメ。ちゃんと聞かないとダメ」と言ってしまうのでした。何も言わず走って去って行く男の子。

*  *  *  *  *

良子を見ていると、真面目で一生懸命、間違ったことが嫌いみたい。教師になるという自分の夢のために、自分でバイトしながら勉強をし教師になれた。父親を病気で亡くし、金銭的に余裕もない、母親に苦労をかけてはいけないと思う。長女だからかな、責任感も姉妹のなかでは一番強いと思います。

でも、「過ぎる」かな。

ドラマの時代背景は昭和。まだまだ女性が子供を預けて仕事をすることは理解されにくかった時代。それでも教師という好きな仕事をやりたい、子育ても手を抜かない、長男の嫁として、夫にも親戚にも認めてもらいたい、そんな思いが強く、ちゃんとしなくてはいけないと自分に厳しくしてしまうのではないかと思います。

真面目で一生懸命、間違ったことが嫌い、それらが悪いわけではありません。いいか悪いか、ではなく、ただ、頑張り「過ぎる」ことが問題ではないかと思うのです。


難しいですよね。自立も依存も、誰の心にもあるものだし。

良子が自分で頑張ることは決して悪いことではないんです。でも頑張り「過ぎる」ことは余裕をなくし見落としてしまうものがあると思う。

主人公の暢子は、自分がシェフとして務める店のピンチで目の回る忙しさのなかで、オーナーの采配ぶりを目の当たりにし、一緒に仕事が出来ることに大変だけど楽しいと言いました。

自分がどれだけ頑張れるのかは、自分にしかわからないと思う。人と比べてダメ出しをすることでもないと思う。

自立がいいとか悪いとか、ではなく、その頑張り「過ぎ」が楽しいのか苦しいのか。見ていくのはそこだと思う。

さてさて。あしたのちむどんどん、どんな展開になるんだろうか…



                             


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