ちょっとしたことで、ということは既に余裕がない状態だから、ではないでしょうか。その理由のひとつに、まるで自分が自分と喧嘩してる場合があります。

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カウンセリングサービスの前田薫です。

自分が自分と喧嘩してる?


ちょっとしたことでイライラしてしまう。イライラすると当然気分も良くないし、そんな自分はダメだとかつい自分を責めてしまうので、余計にしんどいと思います。今回は自分の気持ちが二つある場合について書いてみたいと思います。

例えばこんな場合。

今日は疲れてるから買い物に行きたくない奥さん。そんな奥さんを気遣って、仕事が終わってから自分が買い物に行ってくる、と言ってくれるご主人。

疲れて帰ってくるのにそんなことさせたら申し訳ない。でも、買い物に行ってくれると正直ラク。

こんなとき、「買い物に行ってくれるのね。ありがとう助かるわ。」と言えればいいのだけど、

「そんなことをさせて申し訳ない」
という気持ちと

「買い物に行ってくれるとラク」
という、二つの気持ちがある、というとき。

そこには、相手に迷惑をかけてはいけない、ちゃんとしなくてはいけない、そういうことは自分がするべき、という「正論」が邪魔をしてないでしょうか。

疲れて帰ってくるご主人に「そんなことをさせてはいけない」、買い物は自分がする「べき」と

本当の自分は「ラクしたい」のに、そんな自分の気持ちを正論を使って押さえ込もうとする。

イライラしてしまうのは、目の前の出来事というよりは、「~してはいけない」「~すべき」と、まるで自分が自分と喧嘩してるような状態、自分の本当の気持ちを自分が否定してるからではないかと思うのです。

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なぜ、正論を採用してしまうのか


ちゃんとしなくてはいけない、迷惑をかけてはいけない、自分がするべき と思うとき。

ちゃんとしないとどうなると思ってるのか、迷惑をかけると、自分がやらないと、どうなると思ってるのか。

そこには、嫌われてしまう、愛されなくなってしまう、という不安や恐れがあるんじゃないかと思います。

でも例えば今回の場合
ご主人が買い物に行ってくれる、というのは、そもそも嫌いな相手には積極的にやろうとは思わないんじゃないかと思うのです。買い物に行くと言うどころか、そもそも自分が代わりに行くと思いつかないことのほうが多いかも。それよりも男性が感じるのは「役に立ちたいのになんで怒りをぶつけられるんだろう?」という誤解かもしれないのです。

それと。
疲れて帰ってくるのにそんなことさせたら申し訳ない。と思う奥さんの気持ち。このように自分の優しい部分に目を背ける方は多いですよ。しかも「いやいや、いい子ぶってるだけです」と即否定する方だっていらっしゃいます。だけど多くの方は自分の至らないところ、出来ないところ、ダメなところばかりに目を向けてしまいがちです。

自分の本当の気持ちを選んでみる


もしも買い物に行ってもらう方を選択すると、「こんなこと頼んで悪いと思ってる!」と罪悪感を刺激されてイライラしてしまうかもしれません。では、

自分が買い物に行く、を選択した場合はどうでしょうか。「本当は頼りたいのに、しんどいのになんで我慢しなくちゃいけないのよ!」とイライラしてしまうかもしれません。

これは一例ですが、こんな風に、自分がどっちを選んでもイライラしてしまうのだとしたら、

正論ではなく、自分の本当の気持ちを選ぶ、ということをやってみませんか。


どうして正論に引っ張られてしまうのか。「いい子でなければいけない」「理想の自分にならなくてはいけない」そんな思いが強いのかもしれません。それだけ強烈に自分を否定してしまった出来事があるんじゃないかと思います。好きな人に言われるほど(親とか恋人とか)ずっと引きずってるのかもしれません。

だけど、好きな人に言われるとショックで落ち込んでしまうけど、その好きな人が言ったことが必ずしも「正論」ではないかもしれません。好きな人に言われたショックが大きくて、そんなショックを感じたくなくて「二度としてはいけない」と強い禁止を自分に課してしまったのかもしれませんよ


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