どちらかに決めなくちゃいけない、でも決められない。そういうときイライラすることがあります。「失敗してはいけない」そう思う気持ちが強いほど、決められなかったり、決められない自分にイライラしてしまうのかもしれません。

このブログにご訪問していただきありがとうございます。
カウンセリングサービスの前田薫です。

私自身も決めるのは苦手です。どっちも五分五分っていう場合、モヤモヤします。イライラします。そして八つ当たりしてしまいます(^_^;

どちらか選択するとき、自分なりに明確な理由、納得出来る理由があると案外簡単に決めることが出来るんですけどね。つい最近では、こんな例がありました。

我が家も最近、ドライブレコーダーを購入しました。ドラレコには「撮影中」という2種類のステッカーが添付されていました。主人がどっちを張ろうか迷っていて購入後2週間ほど保留していたのです。

こういうとき、「どっちを貼ってもいい」という答えの出し方もありますよね。ぶっちゃけただのステッカーだし。後続車にドラレコ撮影中とわかればいいんですから。それに、慌てる必要も無い。ただ、ステッカーを貼ることは迷惑運転をする車に対する抑止力になるので、あるんなら貼っといた方がいいなと思っていました。
まあ、義務ではないので、貼らないという選択もあります。

なかなか貼らないので主人に聞いてみると、貼る位置を迷っていたようなのです。「だったらマスキングテープで仮止めして後ろから見てみたら?」と提案すると、「おぉ!」と好反応。でも、何をまだ迷っているのか貼りませんでした。(う~ん…腰が重いところもあるからなぁ(^_^; )

あるとき主人の机に放置してあった2種類のステッカーを何気に見ました。横の長さがちょっと違う2つのステッカー。小さいものは黒い文字の黄色いステッカー。大きい方は、同じように黒い文字の黄色い部分の横に、黒いカメラのイラストがついたものでした。黄色い部分だけを見るとほぼ同じ大きさ。おそらく後続車から見たら、黄色の部分しか見えなくて、どちらも同じ大きさに見えるんじゃないかと思いました。

そこで私は再度提案しました。
「どっちを貼っても黄色い部分は同じ大きさだから、どっちを貼っても一緒だと思う。ステッカーって劣化して剥がれるようなことってあるの?もしも剥がれて張り直すようなことがあるって考えたら、最初に小さいステッカーを貼って、張り直すときに大きなステッカーにしたら、剥がした跡が隠れるんじゃないの?」この意見が腑に落ちたのか主人はすぐに小さい方のステッカーを貼ったのです。

いつもこんな風に決められたらいいんですが、私はまだまだ決められないことの方が多いんです。

上記のような場合だったらスッキリするのですが、どっちも選べない、どっちの選択にも一理ある、というときに迷います。Aにはこんな長所があるけど、B似もこんなメリットがある、というように。

決められないとイライラします。決められない自分にイライラするんです。しまいには主人に八つ当たりしてしまうこともあります(^_^;

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選択を後悔するとき


Aを選択するかBを選択するか。迷いに迷って仮にAに決めたとします。

でも、その選択を後悔するのは失敗したと感じたとき。Aにするんじゃなかったと後悔します。

でも多分、Bを選択しても同じこと。失敗したと感じたら、Bにするんじゃなかったと後悔すると思います。

どっちを選んでも失敗したとき、上手くいかなかったときに、「こんなはずじゃなかった」と後悔してし舞います。

そんな自分を責めてしまうので、いつまでも辛くなります。

だから、決められないあいだは、後悔しなくて済むので、決められなくてイライラしたとしても、決められない間は後悔しなくて済む、と思ってしまうのかもしれません。

決められない理由は、自分の意見を言っても結局親が決めてしまう、など、親との関わりのなかにある場合もあります。当時の自分の気持ちとか、親がなぜ決めてしまうのか等に向き合っていくことも大切です。

選んだ結果を受け止める練習


私も決めることが苦手です。私が先輩カウンセラーから提案されたのが、自販機のジュースの選択でした。そもそもこれは、自分の好きなものを選ぶ。値段じゃなくてその時自分が飲みたいもの、というものだったのですが、もちろん、それも意識しました。が、こんなこともありました。

時には、普段飲んだことがないジュースが自販機に並んでるときがあります。どんな味がするんだろう?どっちを選ぼうか?う~んと迷って選びます。美味しかったらいいのですが、あんまりおいしくなかった、思ったような味じゃなかった、なんていう時はやっぱり後悔するもんです。

でも、これは私が選んで私が決めたんだ。と、受け止める練習(っていうと大げさかもしれませんが(^_^; )をやっています。

選択して、自分の思うような結果が得られなかったとき、どうしても自分を責めてしまうのですが、それは、選んだ結果を受け入れられないからだと思ったのです。

「んもーバカぁ。なんでこっちのジュースを選んだのよー。あっちにすれば良かったのにー(>_<)」と、かなりしつこい(^_^;

だけど、飲んだことがないジュースって、どんな味がするのか美味しいか美味しくないか。飲んでみないとわからないですよね。

それに「うわっこれ美味しい♪」と選んだジュースが美味しかったことだってあるはず。←この“はず” 選択して良かったことって案外覚えてなかったんです。

こんな些細なことから練習しています。もしよろしかったら参考にしてみてくださいね。


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