わかっていても、つい言い訳をしてしまう理由の多くは、相手に嫌われたくないからだと思います。そして、誰も味方がいないと思うから自分で自分のことを守るしかないと思ってるんだと思います。

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カウンセリングサービスの前田薫です。


では、言い訳を聞かされる側について書きましたが今回は、言い訳をしてしまう側について書いてみたいと思います。

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嫌われる恐れが大きい


つい言い訳をしてしまう、なんかもう反射的に言い訳をしてしまってる、という方もいらっしゃるようです。

前回のブログで既に書いてしまったのですが(^_^; その理由の多くは、相手に嫌われたくないから、相手に失望されたくないから、そして、誰も味方がいないと思っている、だから、自分で自分のことを守るしかない、と思うので言い訳してしまうです。

おそらく、人生で一度も言い訳をしたことがない、という人はいないのではないでしょうか。

ただ、言い訳をしてしまうことが多い人の心には「嫌われる恐れ」が大きなウェイトを占めてるので、つい自動的に言い訳をしてしまうようです。

それが、嫌われたくないから言い訳をしてしまう。でもその言い訳で、結局相手に嫌われてしまう、という悪循環を繰り返してしまうのです。

怒られるのが怖い


私が小学1年の頃だったと思います。記憶が曖昧ではっきり思い出せないのですが、授業中に確かリングタイプのスケッチブックを1枚破ったときに細かいゴミが出て床に落ちてしまったんだと思います。そのゴミを担任の先生に叱られたことがありました。

いつも優しい、本当にお母さんのような先生でした。
私は、その先生に初めて叱られたのです。

その程度のゴミなので、そんなに厳しく叱られたんじゃないと思うのですが、私はすごくドキドキしました。

休み時間の間にゴミを片付けるように言われた私は、報告するときに「どんな言い方をしたら、これ以上怒られないだろうか」と必死で言い訳を考えたのです。

今から思うと、小学1年生の私にとっては、とても大きな失敗をしてしまったように感じたんだと思います。

大好きな先生に叱られてしまった。
もう私のことを嫌いになったんじゃないか。

多分、わざわざ報告しなくても良かったんだと思います。
どんな言葉を選んだかははっきり覚えていないのですが、とにかく先生にこれ以上怒られないように自分を誤魔化すような言い方をしたんじゃないかと思います。小学1年で既にこんなことを考えてたんだなと思います。

どんな言葉を選んだかは思い出せないのに、先生に叱られたこと、嫌われるんじゃないかと怖くなったことは覚えています。

今回紹介したエピソードのように、きっと多くの方が、相手に嫌われたくない、怒られるのが怖い、という気持ちから、自分を守ろうとしてこのような行動に出るんだと思います。

この、当時の先生ですが、叱られたのはしつけだと今なら理解出来るし、その後も本当にお世話になっていたので、嫌われたわけではないこともわかっています。

私の勝手な思い込みだったのですが、その思い込みは、当時の幼い思考では誤解してしまうのは無理もなかったと思います。

その言い訳が本当に自分を守っているのか


多くの方が、相手に嫌われたくない、怒られたくないと言い訳をすること自体に目がいきがちですが、

どうして言い訳をしてしまうのか、自分で自分の気持ちをわかってあげていますか?

自分よりも相手にわかってほしいという気持ちで必死になっていませんか?

「言い訳なんかするな!」と言われて萎縮して、わかってほしい自分の気持ちが行き場をなくしていませんか?

言い訳をしてしまう自分を、自分が嫌ってはいませんか?

言い訳をしてしまうのは、自分を守るため、のはずなんですが、本当は自分を守れていないのかも、という視点を持ってみる。

必要なのはやはり、自分が自分のことを受け止めてあげる、わかってあげることだと思うのです





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