「私は嫌われてる」という思い込みが強いと、年賀状が来ないことも嫌われたと結びつけてしまいます。

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カウンセリングサービスの前田薫です。

「毎年届いていた人から今年は年賀状が来なかった。私嫌われたのかな?」
年が明けるとこのようなご相談を頂くことがあります。

毎年届いていたのなら確かに不安になりますよね。
私も「今年はあの人から年賀状が来ないなぁ」と悩んだことがあって、毎日毎日、郵便配達のバイクの音がすると郵便受けを見に行ってがっかりしたことがあります(^_^;

年賀状が来なかったという“出来事”が起こっただけです。その出来事に対して自分がどう感じるかで世界は違って見えてきます。私は嫌われたんじゃないかという思いが強いと、そうとしか思えなくなってしまうんです。

「私は嫌われてる」という思い込みが強いと、嫌われてる証拠ばかり探したり、集めたりしてしまいます。何故か「嫌われていない」「好かれてる」という証拠探しには、なかなか意識が向かないのです。


いきなりですが、それは誤解だという証拠を集めてみませんか。例えば…

☆そもそも年賀状を出す人は年々減少している

郵便局では年賀状の丸投げサービス(…って一昨年だったかマツコデラックスがCMやっていたと思う。宛名まで印刷してくれるとか)こういうサービスが出てくるってことからも、年賀状を出さなくなった人が増えたからではないかと思います。

プリントゴッコってご存じですか?平成生まれの人は知らないかも?あの頃は面白さもあって年賀状を書くのそんなに面倒じゃなかったように思います。(でも宛名書きは面倒だったかも(^_^; )

近年、私の周りでも年賀状を書くのが面倒になったという声をよく聞くようになりました。年のせいなのか(^_^;


☆学校や職場が変わった。病気やけがをした。

病気をした、けがをしたという理由もありました。転職してだんだん会う機会が減ってきたから、という方もいました。
高校から大学に進学して、今までは同じクラスだから出していたけどだんだん会わなくなったから、という理由で出さなくなった、という方は案外多いのではないでしょうか。

私は小学生の頃の恩師にずっと年賀状を出していたのですが、ある年、高齢を理由に今年を最後にと書いてあったことがありました。

また、12月にご家族に不幸があったという場合もありました。


☆年賀状を出さない=嫌いになったわけじゃない

年賀状を出す人の考え方も色々あると思いませんか。
もう何十年も会ってないのに毎年くれる親戚のおじちゃんとか。かと言えば、今年は会ってないからという理由で出さない人もいます。

今年は会ってないからという理由で年賀状を出さない方もいる、ということを知らずに焦ったことがありました。田舎と都会の違いなんだろうか???ドライなの???そんなの知らなくて思い当たる節もないので「嫌われたんだろうか?」って悩んだことがありました。ですが数年後にその人会ったとき、以前のように変わらず接してくれて誤解が解けたこともありました。


いかがでしょうか。私自身の経験や人から聞いた話をざっと書いてみました。ここまで読んで「そうかもしれないな」と思えたでしょうか。それとも「いや、絶対に嫌われてるに違いないっ!」って思ったでしょうか?

もしかしたら、ですが
わざと嫌われるようなことをした、とか
愛させない態度を取っていた(素っ気ない態度とか)など
「嫌われるに違いない」と思う節があるのかな?

または、過去に「嫌われた」と誤解されたことがあったり実際に嫌われた経験があるのかな?私もあります。中学高校の思春期の頃って年賀状が来ないことで心がチクっとしたことがあります。

「絶対に嫌われてるに違いないっ!」
そう思ってしまうのも無理も無いと思います。私も長いこと思ってましたから。

嫌われてるに違いないと思うことで自分を守ってきたのだと思います。
本当に嫌われたときに備えて、衝撃を吸収するためのクッションにしていたのです。

そのクッションを手放すのは本当に時間がかかりました。
だってクッションを手放したらまともに傷ついてしまうと思ったからです。

でも、そのクッションが自分を守ると同時に、好意的な人までも遠ざけてしまっていたのです。

私なんかに好意的な人なんていないと思っていたので、(いても認めようとしなかった)とても信じられませんでしたが。

だけど、少しずつでも信じることが出来ると少しずつ楽になっていきます。
私は嫌われてるという思いはゼロになったわけではありませんが、私に好意的でいてくれる人の存在を自分が認めることが出来たからです。


「私は嫌われてる」という思い込みが強いと嫌われてる証拠ばかり集めてしまいます。
その証拠集めを止めてみることに
嫌われてるという誤解を解くことに
嫌われた事実があるなら、その傷を癒やすことに
今年はチャレンジしてみませんか


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